※本記事は2024年8月1日に投稿された記事の再投稿です。
数日前の大型企画を観て、改めてホロENの「自分たちはアニメキャラクター的である」ことを活かしたカートゥーンな表現の大胆さが凄い! という話を書きました。

その流れで、僕と同じデフォルメのカートゥーンな愉快さを愛する者たちのためにオススメを授ける。海外個人勢のミント・ファントームさんだ!
今朝も(というかこの日記を書いている現在も)デフォルメ姿でゲーム実況を行うミント・ファントームさんは、森の仲間たちのキショい投球に悩まされてすっかり目にクマが。かわいい。
この姿で「オーノー!」「オーマイガー!」「キャアアアアア!」とアメリカンに叫ぶ様子は、本当にカートゥーンのアニメキャラが生きてゲームをしていると錯覚するほど愉快で気持ちがいいので、ぜひキミの目でたしかめて欲しい。感覚的にはパワパフのスピンオフのようなイメージで垂れ流しているだけで幸福になってしまう。
時折、勉強した日本語をぽろっと言ってくれるのが嬉しい。海外配信者の絶妙なイントネーションの日本語のかわいさは世界を救う。向こうからしても日本語はどうしても声に出すとほにゃっと幼くなるし、日本人の声も幼く聴こえるので、そもそも日本語自体を「萌え」と認識していたりする。ありがたいね。

このモデルには多種多様なギミックが搭載されており、大きなまん丸お目目がグリグリ動くと、通常時のデフォルメフィギュア感から、さらにカートゥーン度が増す。
こんなでっかい瞳で騒がれると、何を喋っていようともキュート。いわゆる「顔が好き」状態であり、顔が好きになっちゃうとただ動いているだけで心が満たされていく。
「美少女キャラクターが意思を持って喋る」というVtuber文化に求められた原初の喜びが、中の人間の現実味を感じる等身大の美少女ガワから、コミカルなアニメーション方面へいくことでより非現実的なキャラクターとなるのは興味深く、この姿で何時間も配信することを皆が楽しむ英語圏の土壌が羨ましい。

エフェクトも付くとなお良い。海外勢はこういった二次元的な演出を多用する。OBS芸へ日々磨きをかけ、如何に画面的に飽きさせないかを追求するクリエイター精神がある。

これは好きな雑談枠。レイアウトを上手く弄ることで二次元ならではのウソをつける。
かわいいとは何か。二次元キャラクターを被る意味とは。そこへ何を求めるのか。オタクに恋するヒロインとしての美少女ゲームキャラクターか、それともエンターティナーとしてユーモアと演出を追求するアニメキャラクターらしさか。
最近の僕は、日本と海外勢の文化と意識の違いを見つめ、世界の奥行きを非常に楽しんでいる。
拙い英文をツイートすると、英語圏のファンが反応してリプライをしたり、単語の意味などいろんなことを教えて交流を図ってくれることが、10年以上続けたTwitterで新たなプレイスタイルに辿り着けて心の支えとなっています。
僕が海の向こうで見たもの、あなたたちが海の向こうから僕や作品へ望んでくれていること、なぜ日本のカルチャーをリスペクトするのか。それらに対して僕なりの答えを提示できるようティガーの魔球にキレるミント・ファントームさんを眺めつつゆっくりと考えていきます。
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