とりあえずピカソ美術館を目指そうと散歩していたら建物の様子がガラッと変わり、調べるとそこはゴシック地区と呼ばれるバルセロナの中でも特別美しい空間でした。

迷路のように入り組む路のどこを歩いてもおとぎ話のような光景が広がり、思うまま歩いているだけで小気味よい。

こんな場所に住んでいたら、夢と現実の境目がわからなくなるんじゃないか。

電線に靴がぶら下がっています。
海外でよく見られる光景で、ギャングの縄張りだったり、治安の悪さの警告だったりと諸説ありますが、だいたいは深い意味のない悪ノリなようでして、あんまり気にしないでいいかもしれません。ロサンゼルスなどでも見かけましたが、アレは普通に治安悪かったです。


頑丈な製品。

大聖堂ですね。
適当に歩いていたら、お城や教会にたどり着く世界観であるのがヨーロッパの凄まじいところです。それだけ建物が永遠のものであるのでしょう。

大聖堂の脇にある階段が気に入りました。天国まで昇っていく過程があるとしたら、こういう景色をしているのかなと錯覚します。

こんな素敵な場所であれども、そんなに人が多いわけではないのもいいですね。ただ、すっごく暑いです。9月末でも。

美しき中庭の木陰でのんびりとします。

どの小路を通っても絵になりますね。
本当に迷路のように入り組んでいますが、もはや目的地がどうというより、どこを通ってもおとぎ話のような世界観を堪能することが一番であるため、地図なんて要らない。好きに右へ左へ、目に入った素敵な道を進むだけ。
途中でピカソ美術館を目指していたことを思い出したくらいです。


巨大な黒い瞳が浮かんでいてもいい。ゴシック地区だから。

各所にベンチとカフェがあるので休憩には一切困りません。時折、目に入るグラフィティもピカソを意識したようなカラフルさなことに気づきます。ピカソ美術館自体、こうした迷路の途中にぽつんと存在しており、それがまたゲームのようで愉快なんですよね。迷い込んで散歩していたら稀にたどり着く感じが。

この石畳を越えたらどこへ着くのでしょう。
ちょっと道を逸れたら人が全然いなくて静かなのもグッド。

あまりに外れすぎたら海に出てしまいました。
こんなザ・ビーチって感じの光景が見られて嬉しいですね。冗談かと思うくらいに青い。

なんて陽気な色使いなんだ。
明るすぎるのは苦手なので、ふたたびゴシック地区へ戻りましょう。

暑いのでいったん休憩。のんびりと外を眺めていたら、だんだん陽が沈んできました。

お肉屋まで、物語の中の光景に感じます。
空の暗さが程よくなってきました。

ただただ歩いていたらピカソ美術館へ辿り着きました。
花。

壺。
ピカソの変遷を辿った後も、まだまだゴシック地区を歩き回ります。今度こそ行くあてすらなく。

床に本が散りばめられていました。
書籍のみならずハンマーやティーポッドまで。ランダムに商品が並べられている様子が、たぬきち商店っぽいなあと思いましたが、結局これがなんなのかはわかりません。

ゴシック地区に風が吹きます。

綺麗な色の薬局ですね。
だんだんと道が開けてきたので、ゴシック地区からバルセロナの中心部に戻ってきたことがわかります。

叶うなら、この場所で永久に迷子になっていたかったですが、夢は必ず醒めてしまいます。
石畳の迷路を抜け、現実へと戻りましょう。
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