
バルセロナへ到着。
目的はガウディの建築にありますが、まずは無軌道に練り歩いてみましょう。
駅周辺をぶらぶらしていたら大きな建物が。これが何かはわかりません。大きな駅周辺は人の多さが半端ないのでさくっと逃げましょう。

ガシャポンと乗り物が店先にあるせいで妙に日本っぽいスーパーマーケット。年季を感じさせる。

当時はこいつが街の子供達を乗せて風を切っていたのでしょうか。色落ちして怪獣ソフビのような色彩を帯びていてカッコいい。日本に運んでまんだらけに展示したい。

とにかく暑いのでカフェで休憩。
スペイン人はところ構わず大音量で動画を開く上で店内でも通話をしまくるので、なかなか「昼下がりのおしゃれなカフェで物静かなひととき」とはいかない。テラス席は単純に暑い。悩ましいところだぜ。


建物が大きく、道が広い。
バルセロナの人々は「俺たちがスペインの中心だ」とマドリードへ対抗意識があるらしい。東京と大阪みたいな関係かなと思っていたら、独立運動にまで発展しているので、想像以上に穏やかではない。まあ、そんな剣呑な背景は街を散歩している程度だと何一つ関係がない。

ちょっと人が少ないところにくると、荒れた建物と閉店したショップが立ち並んで悲しい。ヨーロッパは遠慮なく建物に落書きされまくるので、人通りが少ないとただただ荒廃感が漂う。

そして、だんだんと夜がやってくる。
このスーパーロボット風の落書きは好きだ。トゲトゲしくて男の子な感じがする。ガイキングやゲキガンガーを想起させます。

夜中の歩道を照らすスーパーマーケット。
バルセロナの夜は酒場は盛況であれども、一本外れたあたりはスンと静かに。

向こうから大麻の匂いがしてきます。
バルセロナでは個人の使用にはゆるく、ふとマリファナの植物臭い空気が流れてくることは夜中だと珍しくありません。わりとそこかしこから匂う。地元民のみが嗜めるコーヒーショップも点在。ただマリファナの臭い漂うだけで治安が特別悪い感じもしませんでした。裏通りを歩いていると「キミも大麻買う?」くらいのことは訊かれますが。
といっても、全然スリも暴行事件もあるので夜中はあんまり出歩かない方がいいでしょう。写真でもわかる通り、昼間とは活気が違って通行人の層も変わります。

稀に、セクシーなお姉さんが声をかけてきます。いわゆる立ちんぼです。ついていくと、この辺のどこかの部屋に入ってえっちなことが行われるのでしょう。
治安が悪いところを歩くと落ち着く体質なので、こういったところも回れて満足。


明るいところを目指すと広場がありました。
のんびり座っていると浮浪者が話しかけてきます。残念ながら現金を全く持っていなかったのでぼけっとしていると、いつの間にかどこかへ消えていきます。そろそろ帰りましょう。

最後にバー的なところへ寄ってみると、スロットマシンが常設されていました。
どのタイミングでどう遊んでいいのか分からず、ただただ眺め続けます。

至って普通にコーヒーが出てきました。カフェオレという概念がなく、「コーヒーにミルクを淹れたもの」という注文の仕方で出てくることに気づきます。

帰り道では、街の八百屋が光りを放つ。
目的もなくバルセロナをふらつく夜でした。
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