はじめまして、HazeDenki株式会社のプログラマーを担当しているHAYAOと申します。
このサイトの作成・運用の他、HazeDenkiとして初の作品となるノベルゲームのプログラミングを行っております・・・!
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実は、Unityによるゲームプログラミングは今回が初。。
長年やってきたサーバ運用やサイト制作とは全く違うプログラミングに四苦八苦する中、Unity初心者だからこそ、これからゲームを作りたい人に対して有用な情報を残せるのではないかと思い、開発日記をスタートします。
早いところ、ゲームを形に出来なければヤバい、そんな状況の初心者です。。
更新が止まったら、すみません。忙しいんだなあとか思ってもらえると助かります
ひとまず、数回分の記事のテーマは以下の通りになる想定です。
- ノベルゲームの基盤を作る。まず何をする?
- ノベルゲームエンジンの選定。宴とNaniNovelの特徴について
- 開発環境のセットアップ
- ノベルゲームエンジンのソースをAIとカスタマイズしていく方法
- NaniNovelの機能についての解説数本
今回は、ノベルゲームの基盤を作る。まず何をする?について、まとめてみました。Unityで作ることが前提なので、そこから違う場合は役に立たない記事です。
ノベルゲームを作る。まず何からする?
Unityでノベルゲームを作ると決めて、まず初めにするべきことは何でしょうか。
最低限のシステムを実際に作ってみる。正直、プログラミングにおいてこれ以上の事はありません。
自分が思う"最低限"を実際に作って定義しなければ、その企画設計は何を特色と出来るのか、また、形にするには何が足りないのかを考えるスタートラインに立つことも出来ないと考えています。
ということで、先生となってくれそうな講座を探します。プログラミングにおいては、コピペのしやすさや見本ファイルのダウンロードの手軽さなどを考慮すると本よりもネット上の物が良いです。
本や電子書籍で学ぶものは、その本にしか書かれていないと言えるような応用領域の物を求める時に限る。。
初級講座ではまず形にすることを目指すのが最重要と考えていいでしょう。本を読みながらコードを手打ちする手間は挫折に繋がります。
分からない分野において「信頼できる」講座や本を探すことは難しいのですが、自分はUnitaskやDOTweenという業界で広く使われている重要なライブラリがあることを知っていたので、これらを使っていないゲーム制作講座は実践的でないと決めつけて講座を選定しました。
そして絞れた講座は以下のUnity入門の森
最後まで実施した結果、ノベルゲームの構造を理解するには非常に良い教材であったと思っています。ノベルゲーム開発どころか、Unity初心者の人向けの解説も多く載っており、全部読めばUnity製2Dゲームがどのような仕組みで動いているのか、具体的なイメージが出来るところまで学べると考えています。
※更に基礎で汎用的なUnityの操作方法や3D系の軽い学習をしておきたい方はドットインストールで行うのが良いでしょう。
入門の森は、Unityにおいてノベルゲームを成立させるためにどのようなデータを用意し、どのような処理を実装すればいいのか、見本ファイル付きで勉強できる実践的な講座でした。が、
それと同時に、ノベルゲームエンジンを0から作ることは想像していたよりもはるかに労力の要る物であるということを理解らせてくれました・・・・。
既読スキップ・フラグ管理・執筆者フレンドリーなエディタの実装・・・等。モヤモヤと設計が浮かぶが、適切かどうか分からない。時間も掛かりそう。
どうする?
ここまで考えた段階で、Unity向けノベルゲーム制作支援エンジンの調査を開始しました。あるものは使おう。
企画されたゲーム内容の要求を満たすことが出来るのであれば0から作る必要はないのですから、Unityの基礎知識とノベルゲームに必要な処理の流れとは何かを学んだ段階でノベルゲーム用エンジンを使って出来ることと出来ないことの見極めは行っちゃいましょう。
今の時代はAIもあります。ソースコードの複雑さや可読性の低さはAIにエンジンのソースを食わせれば大体解決するので、何をしたいか→そのためにこういった処理の流れにしたい。が具体的に文字に出来れば、AIと一緒にファイルを確認しながらエンジンの理解を進めることは可能です。
AIとコーディングをどのように進めたかについては別の回にまとめようと思います。
ノベルゲーム用エンジンについては、拡張性が高い・ユーザーフレンドリーと評判の「宴」エンジンと「NaniNovel」エンジンの調査を行いました。
結論から言えば、採用したのは「NaniNovel」エンジンです。
細かい選定理由については次回の記事で紹介しようと思います!
挨拶代わりの記事ということで、この辺で。
ノベルゲームを完成させ、皆様にお届けできる日を目指して頑張りますゾ
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